私どもは、全国からお墓のご注文を承り、工事を行っております。
お墓は宗派などの影響はもちろんありますが、地域の慣わしや習慣などの特色も強く出るという特徴もございます。
今回はよく質問を受ける彫刻についてご説明いたします。
一般的な彫刻
『皆さん、どのように彫刻をしていますか?』や、『一般的には、どういうふうにしますか?』などお問い合わせをいただきます。
この質問は、文字をどのように彫刻するかと、どこに彫刻をするかという質問が混在しています。
お墓を作るお客様の多くは、竿石表面に○○家や○○家之墓、竿石の側面や裏面に○年○月吉日建之、竿石の裏面や墓誌(法名碑)にお亡くなりになった方の彫刻、花立てに家紋や家名などなど彫刻をされます。最近は家名を入れずに、好きなお言葉を入れる方も多くなっています。
彫刻に決まり事が無い
実は、彫刻については、明確な決まり事が無いのを皆様ご存知でしょうか。
ずいぶん昔に建てられているお墓は、『先祖代々之墓』などを彫刻したお墓が多いように感じておりましたが、最近は、お花や言葉、詩やイラストなどの彫刻を見かけることもあります。このように、時代の変化でお墓に対する考え方が変わり、彫刻する内容も変化してきたとのだと思います。
ただ、自由ではあるものの、奇抜な彫刻は嫌ってまわりのお墓や雰囲気などを考え、彫刻をされる方が多いようです。
決まり事が無いとはいえ、お墓は一度作ると長く残ることになりますので、将来お墓を継承するご家族様を考えてのことだと思います。
『個性を出したいけど、こういうのは彫刻できる?』などお悩みのお客様、お気軽にお問い合わせくださいませ。
皆様のお墓づくりをサポートいたします。