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お墓の外柵に隠されたもうひとつの意味

お墓は、大きく分けると2つの部分からできています。

お石塔と外柵です。

お石塔はいわゆるお墓といってイメージする部分、お墓の本体みたいなものですね。和型や洋型など、さまざまなバリエーションがあります。

外柵はお墓の土台みたいなもので、敷地を囲ったり納骨堂を含んでいる部分です。

お墓を見るとき一番目に付くのはもちろんお石塔だけれども、外柵のデザインもお墓から受ける印象に大きく影響します。

曲線を使ってやわらかな雰囲気の仕上げにしたり、小柱と羽目(欄干のような柵)をまわしてちょっとした塀のような感じにしたり。

実はこの外柵ですが、ただ見た目を豪華にするだけじゃなくて、仏教的な意味合いも隠されているんです。

外柵のもうひとつの意味

それは結界です。

外柵は、清浄なあの世とこの世、浄土(さとりの世界)と穢土(私たちがいる騒がしい世界)を分かつ結界の象徴でもあると言われています。

そしてその結界の中心に亡き人が眠っている。

そう思うと、お墓を前に向かい合うときに少し背が伸びるような厳粛な気持ちになりますね。

ちなみに、両手のひらを合わせる「合掌」。
この合掌も、合わせるふたつの手のひらが浄土と穢土を象徴していてふたつの世界の融合をあらわしているという説もあるんです。

私なども普段あまり自分が仏教徒だというはっきりした意識はなくて、お正月には神社に初詣するし、クリスマスも家族で祝うようなちゃんぽん状態ですが、意識せずにでてくるしぐさにこんな意味があるなんて、ちょっと面白いですね。

カタログ以外のデザイン

さて、カタログには様々なデザインのお石塔や外柵が載っていますが、「こんなデザインにしたい」「ここをもう少し形を変えたい」というご希望にもお応えしています。
経験をもとにアドバイスもできますので、フリーダイヤルやメールでお気軽にお問い合わせください。

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