お墓づくりのための墓地の選び方(霊園の選び方)

お墓づくりを考えている方にはお墓を建てる場所=墓地をお探しの方もいらっしゃいます。

ところで、そのお墓を建てる墓地なのですが種類がいくつかあることをご存知でしょうか。

お墓づくりの墓地の種類

実は墓地の種類は大きく分けて「公営、共同、寺院、民営」の4種類があります。墓地ごとの特徴をご紹介いたします。

公営墓地
市町村などの自治体が運営する住民向けの墓地です。管理費が安いことが多く、石材店指定制度も無い墓地がほとんどであることから人気が高い墓地です。ただし空きが無い場合は抽選となることが多いので、自宅からも近くここの公営霊園が良いと決めている場合は何年か待つこともあるようです。
共同墓地
地域住民の方々が自主管理しています。地域の方が利用する墓地なので、新規の募集は少ないようです。
寺院墓地
お寺の境内にあるタイプの墓地です。そのお寺の墓地を使用するためには檀家となるという条件が付くことがあります。管理費を「お布施」という形でお渡しするお寺もあります。
民営墓地
墓地の利用に条件がほとんどありません(ただし、墓石を建立する時の墓石店を指定されることがあります)。お寺などの宗教法人から委託を受けて民間企業が管理していることが多く、新聞の折り込みチラシなどで目にする機会も多い墓地です。空いていれば希望の区画を買い求めることができます。

みなさまにご注意いただきたいのは、「公営墓地(公営霊園)」「共同墓地」「寺院墓地」「民営墓地(民営霊園)」によって様々な条件があることです。契約書には書いてあるのですが、見落としてしまうこともあるようです。

  • 墓石を建てる石材店を自由に選べなかった
  • 年間の墓地管理費用の他にも必要な費用があった
  • 管理人が常駐ではなかった

墓地の種類ごとの傾向

墓地の種類ごとに様々な条件があります。お墓づくりは墓地を購入した後に墓石を購入という流れが一般的です。墓地を購入した後に希望の石材店を選びたかった…とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

そこで墓地の種類ごとの石材店の指定の傾向とおおよその値段(相場)をまとめましたのでご覧ください。

公営墓地
お墓づくりの石材店を自由選べます。
永代使用料と管理費は安いケースが多いです。
共同墓地
お墓づくりの石材店を自由選べます。
永代使用料や管理費は安いケースが多いです。費用が一切かからないこともあります。
寺院墓地
お寺様により石材店を指定されるケースがあります。
永代使用料と管理費の他にお布施など必要になるケースがあります。
民営墓地
石材店を指定されるケースが多いです。
永代使用料と管理費は墓地の立地、設備などの規模に合わせた費用になるケースが多いようです。

民営墓地は立地や設備が整っている反面、墓地を開発・管理する時に近くの石材店が協力していることがあります。そのため協力した石材店しか墓石の建立を行えないというルールを導入している墓地があります。

そうした霊園では、残念ながら弊社での工事が難しいことになります。

また寺院墓地でも、出入りの石材店のみに受注を限っていることがあります。

ですが実際のところはご住職のお考え次第という面があり、指定業者が入っていてもお墓を建てる檀家さんとお寺との話し合いで当社の工事が決まった例もございます。

お勧めは「公営墓地」

私たちがお勧めしているのは、地方自治体が運営する「公営墓地」です。

当社の工事が可能ということだけではなく比較的費用が抑えられていること。

そして、なんといっても倒産の危険性が低く、経営面が安定しているからです。
また、宗教面の制約がなく、戒名やお布施などの心配がございません。

公営墓地やその募集についてお知りになりたい場合は、お住まいの場所の市役所や町役場にお問い合わせ下さい。

「共同墓地」もお勧め

また地方では、地域の人たちのための共同墓地があります。
受付募集している墓地は少ないと思いますが、多くは町会などで管理しています。
まずは町会長にお問い合わせください。

「石材店を自分で選べる墓地なのかどうか」は墓地の種類により変わってきます。
またそれぞれの墓地・霊園ごとに条件が異なるため、わかりにくい面があるかと存じます。

もし、墓地探しでご不明な点がございましたら、早めにご相談いただければ幸いです。


見えないからこそ、お墓を建てる前に知っておきたいこと

今日は、お墓を建てるときについ見落としがちで、でも知っておいたほうが良い大事なポイントについてお話しします。

石でできたお墓が重いであろうことは、容易に想像がつくかと思いますが「お墓の重さがどれくらいになるか」などと考えられたことはあるでしょうか?

標準的なものでなんと1.5トン…。
ほぼ普通車一台分の重さ(!)になるのです。

つまり、お墓を支える「基礎」がいかに大切であるかをおわかりいただけると思います。

「基礎」は、文字通りお墓の基礎、いちばんベースになる部分です。

基礎工事がきちんと行われていないと、お墓が年月とともに傾いたり地震で倒れやすくなってしまいます。

ただの土の上に建てたり、基礎があっても薄い基礎ではお墓の重さが支えきれなくなります。

コンクリートと鉄筋はベストパートナー

一般的に基礎に使われるコンクリートには、折れやすいという特徴がありますがこの弱点を補うのが鉄筋です。
コンクリートの中に鉄筋を張り巡らせることによって、強度を持たせるのです。

一方、鉄筋は鉄ですから、錆びやすい。
コンクリートはアルカリ性のため、中の鉄筋を酸化(サビ)から守ります。

お互いの弱点をお互いの特性で克服しているというわけです。

ところが、残念なことに、基礎にコンクリートを打っても鉄筋をきちんと使っていない石屋さんも未だにいます(雪の少ない関西地方などに多いです)。

ただ鉄筋を入れればよいという訳でもありません。

実は多くの現場を見ていると、鉄筋を直接地面に刺してしまっています。

鉄筋を地面に直接刺してはいけない理由

これがなぜいけないのかというと、鉄筋を直接土に刺すと地面から水分を吸ってサビをもらってしまい、

さらに鉄筋を伝わって、せっかくのコンクリートの内部までサビが伝播していってしまうからです。

鉄筋が錆びてしまえば、内部の耐久度を落としてしまいます。

ちなみに私たちは、現代の石職人のこだわりとしてスペーサーという部材を使い、鉄筋が直接地面につかないような工法をとっています。

鉄筋のスペーサー

お墓を建てるときには、どうしても主役の「墓石」の方ばかり目がいきがちですがこれを機会に、縁の下の力持ち「基礎」にも関心を持っていただければ幸いです。

もっと基礎のことや工事のことが知りたい!と思われたら、お気軽にメールかフリーダイヤルでお問い合わせください。


これなら手抜きはできないよね!

私どもでは、お墓を購入いただいた方へ、お墓の工程報告書をお届けしております。

家の新築工事とちがい、ずっと現場で見ているのはむずかしいという方も多いはず。

そんな方々にもぜひ、お墓をつくる様子を知っていただきたい、チェックしていただきたいと考えております。

チェックする部分

例えば、石を組み上げる工事では

  • 石と石のつなぎ目に金具が入っているか
  • 台石と一番上の石(棹石)の間に、地震対策の免震シートが入っているか

など、写真でご覧いただけます。

また、完成後では見えなくなってしまう部分、基礎工事の大切さはもう、みなさん、ご承知のことでしょう。

  • どのくらい深く土を掘ったか
  • 鉄筋を組んだところ
  • コンクリートを打った後

を視覚化することで、本当の基礎の厚さをご確認いただけます。

お客様のなかには、工事関係のお仕事にたずさわる方もいらっしゃるかもしれません。
そのようなプロの目から見ても、「これなら手抜きはできないよね」と評価いただけるレベルのものをお届けしたいと考えております。

遠くにお墓を建てる方は意外と多い

実は、まごころ価格ドットコムの資料をご請求いただく方は、実際にお墓を建てる場所とは違う地域にお住まいの方が意外と多いのです。

例えば、首都圏で働く息子さんや娘さんが、「両親が住む地方でお墓を建てたい」といったケースです。

工事の場所と離れて生活されている場合は特に、定期的に足を運んでその様子をチェックしていただくことはむずかしくなりますよね。

そんな方々にも報告書をお届けすることで、ご安心いただければと思っております。

工事やサービスに関する疑問・ご質問がございましたらどうぞ、お気軽にフリーダイヤルまたはメールでお問い合わせください。


となり町はすでに異文化?!お墓のケンミンSHOW

突然ですが、所変われば品変わるということわざがあるように、お墓もとなりの町、となりの県からみれば当たり前のことが、当たり前ではなくなるということがあります。

納骨の方法

例えば関東では、故人のお骨は骨つぼに入れたままお墓に収めます。

「え…?それって普通でしょ?」と思われるかもしれませんが、例えば、東北地方を中心にした地域では「仏さんは土に還す」という意識が強いため、焼骨は骨つぼに入れた状態ではなく「カロート」(お墓の納骨室の部分)に直接空けられます。

そのため、カロートの下はコンクリートが敷かれず土のままになっています。

お墓参りの仕方

また、お墓参りでお線香をあげることは一般的ですが、北海道や東北地方などでは、さらにロウソクを灯します。

もともとは仏教のお灯明「お釈迦様がこの世のすべてを照らす知恵」からきているようですが、ロウソクは「ご先祖さまの目」と考えられています。

ですから、この地域では当然、お墓の両端2カ所に「ロウソク立て」があります。

狭い日本ですが、地域によって、お墓もいろいろだったりするんですね。

その土地の風習に合ったそれぞれのカタチ

同じような外見だとしても、見える部分見えない部分で、その土地の風習に合ったそれぞれのカタチがあるのです。

お住まいの場所の風習や、お墓の形状などについて、その地域の建て方を把握している職人が心強い味方となります。

地域や各宗派の違いなどが気になられた方は、どうぞフリーダイヤルまたはメールにてお問い合わせください。


お墓の外柵に隠されたもうひとつの意味

お墓は、大きく分けると2つの部分からできています。

お石塔と外柵です。

お石塔はいわゆるお墓といってイメージする部分、お墓の本体みたいなものですね。和型や洋型など、さまざまなバリエーションがあります。

外柵はお墓の土台みたいなもので、敷地を囲ったり納骨堂を含んでいる部分です。

お墓を見るとき一番目に付くのはもちろんお石塔だけれども、外柵のデザインもお墓から受ける印象に大きく影響します。

曲線を使ってやわらかな雰囲気の仕上げにしたり、小柱と羽目(欄干のような柵)をまわしてちょっとした塀のような感じにしたり。

実はこの外柵ですが、ただ見た目を豪華にするだけじゃなくて、仏教的な意味合いも隠されているんです。

外柵のもうひとつの意味

それは結界です。

外柵は、清浄なあの世とこの世、浄土(さとりの世界)と穢土(私たちがいる騒がしい世界)を分かつ結界の象徴でもあると言われています。

そしてその結界の中心に亡き人が眠っている。

そう思うと、お墓を前に向かい合うときに少し背が伸びるような厳粛な気持ちになりますね。

ちなみに、両手のひらを合わせる「合掌」。
この合掌も、合わせるふたつの手のひらが浄土と穢土を象徴していてふたつの世界の融合をあらわしているという説もあるんです。

私なども普段あまり自分が仏教徒だというはっきりした意識はなくて、お正月には神社に初詣するし、クリスマスも家族で祝うようなちゃんぽん状態ですが、意識せずにでてくるしぐさにこんな意味があるなんて、ちょっと面白いですね。

カタログ以外のデザイン

さて、カタログには様々なデザインのお石塔や外柵が載っていますが、「こんなデザインにしたい」「ここをもう少し形を変えたい」というご希望にもお応えしています。
経験をもとにアドバイスもできますので、フリーダイヤルやメールでお気軽にお問い合わせください。


和型と洋型のお墓のデザインはどちらが良いの?

お墓は、お石塔の形から「和型」「洋型」「デザイン型」と呼ばれるタイプがあります。

和型のお墓

和型は「これぞお墓!」という、日本人にはお馴染みの三段型、または四段型。一番上に鎮座する「棹石」はタテ長の角柱です。

和型を選ばれるお客様は、やはり、これまでご先祖様のお墓として見慣れているぶん、安心感を持たれるようです。

代表的な和型のお墓の彫刻デザイン

お題目の彫刻もしっくりくるため、日頃からお寺さまとお付き合いされているご家族もこちらを選ばれることが多いようです。

  • 南無阿弥陀仏
  • 倶會一処
  • 先祖代々之墓
  • 南無妙法蓮華経
  • 妙法蓮華経
  • ○○家之墓
  • ○○家奥津城

洋型のお墓

洋型のお墓は、棹石(竿石)が平たく横幅が広いカタチが基本になります。和型のお墓と比べると背が低いため地震に強く、またお掃除などもしやすくなります。

「おしゃれ」「芝生墓地に合う」という理由から、最近人気があるのが洋型のお墓です。花の彫刻や樹木の彫刻(桜の彫刻や梅の彫刻など)も良く似合います。

家族構成という面から一つアドバイスさせていだけるなら、「分家初代で子どもさんが娘さんお一人」という場合、洋型のお墓の方が適していると言えるかもしれません。

娘さんがお嫁に行くとなると、名字が変わる可能性も出てきます。将来を考えますと、お墓の正面には○○家ではなく、「ありがとう」「心」「やすらぎ」などお好きな言葉を入れていただくことをお勧めします。そのような文字を刻むととても柔らかな雰囲気のお墓になります。

もちろんお好みからお選びいただくことが前提ですが、代々引き継がれていくお墓ですから、できる範囲で次に守る方々の状況も見据えつつ、選択されることがベストかと思います。

デザイン型のお墓

和型と洋型、それぞれの良さを取り入れたオリジナルデザインの「和洋型のお墓」もご用意いたしました。このタイプであれば、どのような文字を彫刻していただいても調和がとれるかと思います。

無料のお墓のカタログで一度お墓のデザインを見てみてください

和型や洋型のお墓によく合う様々な彫刻デザインを載せていますので、一度カタログの「文字彫刻」のページをご覧ください。

【無料のお墓のカタログ請求はこちらのページ】

「ウチはどのタイプが合っているの?」といったご相談や、「こんな彫刻がしたい!」というご希望も、経験をもとにアドバイスできますので、フリーダイヤルやメールでお気軽にお問い合わせください。


お墓の戸籍ってなんでしょう?

お骨にも戸籍のようなものがあるのはご存知ですか?

戸籍といえば、私たちが出生や結婚などに伴って記録される台帳。
実は、埋葬するお骨の記録も管理しなければならないという法律があるんです。

それは墓地埋葬法。
墓地に埋葬するためには埋葬許可証というものが必要になり、これを墓地の管理者は管理しなければなりません。

今回は、最近お問い合わせが多いお墓の移転について、なかなか知られてないお骨のお引越しという観点でお話しします。
戸籍では引越しまでは管理しないけど、お骨の引越しはきちんと管理されることになっています。

流れを順番に説明しましょう。

お墓の引越しの流れ

古いお墓に以前埋葬したということは、台帳で記録が残っているはずです。そこからお骨をあげて引越しするためには、改葬許可というものが必要になります。

次に、墓地の管理者(霊園の管理事務所やお寺さんなど)に「埋蔵証明書」(本当に仏様が入っているという証明書)をもらいます。

その「埋蔵証明書」を持って、各市区町村の役所に「改葬許可」をもらいます。

それを元の墓地の管理者に提出し、お骨をあげて、許可証に誰のお骨を持っていくのかという「埋蔵証明書」と「改葬許可証」を持って新しい霊園に行くことになります。

そこでやっと無事新しい墓所に納骨できるようになるわけです。

なんだか複雑ですね。
今回はあまり聞いたことがない単語が多くてわかりにくかったかもしれません。

お墓の引越しや建て替え

私たちはお墓のお引越しや建て替えも扱っておりますので、ご不明な点などはお気軽にお問い合わせください。

そして新しい墓地の写真を撮って送っていただければ、そこにお墓を建てた後の姿がわかるコンピュータグラフィックの完成予想図を無料でお作りすることができます。
お引越しの費用もお見積もりいたしますので、お気軽にご利用いただければと思います。


お墓っていつからあるの?

お墓が今のスタイルになるまでには長~い歴史がありました。

特に大きな影響を受けたのは、仏教の伝来といえるかもしれません。

それ以前、例えば縄文時代には「抱石葬」という葬法がありました。
死者に大きな石を抱かせるようにして埋葬する方法です。

それは「死霊を封じ込めるためだった」というのが一つの解釈で、このことからも、「古代では死は穢れと考えられてきた」というのが民俗学の先生方がおっしゃる定説となっています。

「えっ、わたしたちの祖先は、家族の死を悼む気持ちを持っていなかったの?ただ、死んだ人をお化けみたいに思っていたの?」という疑問がわいてくるのは、わたしだけでしょうか…。

でも、本当のところは当時の人々に聞いてみないとわからないと思うのです。

実際、「死=穢れ」だけでは説明できない遺跡が発見されています。

お墓参りの習慣

青森県青森市に35ヘクタールの面積を持つ「縄文都市」・三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)では、多くの土器や大型住居跡などとともに、100基を超すお墓が発掘されました。

遺体に土をかぶせた上に石を載せた「お墓」は、ムラの中心部から東へと伸びる幅15メートルの、いわばメインストリートに沿って、420メートルにわたり配置されていました。

三内丸山遺跡-模型

死者のたたりが怖いとしか思わなかったら、集落のはずれに埋葬したはずです。

また、このメインストリートは、ムラから海まで続いていたと考えられています。

「暖かくなってこんな魚が捕れるようになったよ」
「こんな珍しい石、ヒスイや黒曜石がきたよ」

海の幸を収穫したとき、交易品を運搬するとき、人々は道沿いのお墓に向かってその報告をしていたのでしょうか。

少なくとも、この時代、生きているヒトと死んだヒトの距離はそう遠いものではありませんでした。
むしろ、死んだヒトが日常とともにあって、親しみをもって接していたといえそうです。

人類で最初の埋葬

世界に視野を拡げてみますと、人類で最初に「埋葬」を行ったのはネアンデルタール人でした。

1951年~1960年の調査で、イラクのシャニダール洞窟から8体の遺骨が発掘されました。
その周辺の土からは数種類の花粉がみつかっています。

そのことから、ネアンデルタール人は、死者に花を手向けて埋葬したと考えられています。

何万年も前から、ヒトは弔いのこころを持っていたのですね。

お墓を知ると、その時代を生きていた人々の死者への想いが伝わってくるかのようです。

カタチや弔い方。
時とともに、さまざま変化してきたお墓ですが、これからも生きている人と死んだ人の交流の場であって欲しい。
そんなふうに思うのです。

…今回は、お墓を建てようとお考えの方にその原点のご紹介をと、少々肩に力が入ってしまったでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

墓地の寸法を測りにいかれる際には、ぜひお花を手向けてくだいね。


良いお墓(墓石)ってどんなお墓?

唐突ですが「良いお墓(墓石)ってどんなお墓なのかな…」なんて考えたことはありますか。

高価な石をつかったお墓が良いお墓?
デザインが良いお墓が良いお墓?
昔から伝わる和型が良いお墓?
ご家族らしさを表現しやすい洋型が良いお墓?

良いお墓って一体どんなお墓なのでしょう…?

どれが良いお墓でどれが悪いお墓?

いろんなお客様のお墓にたずさわっていくうちに確信をもつようになったのですが、お墓を建てる方の気持ちがこもっていれば、全てがいいお墓なのだなと思うようになりました。

ご先祖様や故人を大切に思う気持ちでご家族みんなで話し合って建てたお墓に悪いお墓というのはありません。

お墓をなぜつくるの?

もっといえばお墓を建てること自体が一番重要なのではなくて、お墓参りという行為が一番大切です。
お墓を建てるということはお墓参りをするための手段の1つなんですね。

出来上がったお墓は年に一度でも家族や親族みんなで出かける場だったり、たまに一人で出かけてたたずんでみたり、亡くなった大切な人に相談や報告をする場だったり。今の自分たちと亡くなった大切な人たちをつなぐ交流の場ともいえます。

親、兄弟、夫や妻、子どもたちと孫たち…。みんなお墓参りをする姿をイメージしてみて、しっくりくるお墓が良いお墓なのかもしれませんね。
「お墓づくり=お墓参りの場づくり」を意識してみると、またちょっと違ったお墓えらびになります。

無料のお墓の完成予想図作成サービス

そんなお墓づくりを実現するために私たちに何ができるか…?ということから生まれたのが「墓石通販カタログ」と「お墓の完成予想図作成サービス」です。
お墓の完成予想図とは、お墓を建てる墓地の写真にカタログから選んだ墓石を合成した資料です。※カタログのデザイン以外にも様々なデザインの墓石を合成できます。
実際の墓地にお墓が建った時のイメージを確認することができるので大変好評です。
カタログも完成予想図も無料のサービスなのでお気軽にご利用ください。
【お墓の完成予想図作成サービスはこちらから】


なぜ京都の石畳はいつも濡れているのか?

お墓に使う石は、どんなふうに採れるかご存知ですか?

石は、採石場と呼ばれる山から切り出します。
河原の石でしたらもっと楽に運べたりするかもしれませんがお墓には、いわゆる鉱物の塊「岩石」を使います。

ちなみに、現在は外国産の石材の割合が増えていますが、以前は、国内で200以上も銘柄がありました。
それぐらい日本では、北海道から沖縄までさまざまな石材が産出されます。

採石の方法

丁場で採石

特殊なドリルやワイヤーソーを使って山の岩盤を切り出すのですが、石に余計なキズや割れがないようにするには熟練の技と経験を必要とする大変な作業です。
(玉石としてごろごろと採れる種類の石の種類もあります)

また、同じ山でも場所によって採れる石の色や石目が変わってきたりします。

山から石を何トンも切り出しても、実際にお墓に使える石の量はそのうちの一部。
製材率というのですが、山で掘り出す原石の量に対してお墓の製品になる量は意外に少ないのです。

ところで私たちが山に行って原石を選ぶとき、原石はまだ工場で磨く前の状態ですから表面がぼこぼこしています。

この状態では、磨いた後の色が見えません。

石が美しく見えるようにする方法

宝石も磨くことで初めてあの輝きを得るように、お墓の石もでこぼこの状態と磨いた後の状態では色が全然違うんですね。

では、どうするか…というと、石を〝水〟で濡らしてみます。

切りたての石に水をかける

水をかけると、磨いた後の色艶を確認できるんですね。

たとえば、京都などの石畳をつかった広告を見てみますと必ず、雨上がりのように地面が濡れていることに気づきます。

あれは、石が美しく見えるように、水をまいてから撮影しているんです。

「磨かれていない石を輝かせるのは、水」

…などということを考えながら、雨の日に石畳を歩いてみるとより風情が感じられるかもしれませんね。

石サンプルの無料お届けサービス

最後に、カタログでもご案内していますが、石サンプルの無料お届けサービスがあります。

ご希望のお墓のデザインと、石サンプルをお知らせいただければ、実物の石をカットしたものをお送りします。

光にすかしてみたり、水につけてみたり、思う存分確認できます。
「こんなのが自然にできるんだ!」とびっくりしてしまうような色や模様の石もあります。


お墓は建ててからがスタート!

お墓って建てて終わりではないんですね。

仏教的には「墓石に仏さまの魂を入れる」ことで本当の意味でのお墓、故人を供養するための仏塔になると考えられています。
そのため、お墓を建ててから、お坊さんを招いて儀式=開眼(かいげん)法要を行います。

開眼供養(開眼法要)

開眼供養は以下のように宗派や地域によって呼び名が違います。

  • 入魂式
  • 入仏式
  • 魂入れ
  • お性根入れ(おしょうねいれ)
  • 建碑法要(けんぴほうよう)

「仏つくって魂入れず」という諺(ことわざ)もあるように、もともとは、新しい仏像や仏壇などをつくったときに行われていたことが由来しているようです。もちろん仏式にこだわらない場合、開眼供養を行わないという方もいらっしゃいます。
開眼供養の時期に決まりはありませんが、一般的には故人の遺骨を収めるときに合わせて四十九日の忌明け、一周忌や三回忌などの年忌法要、またはお彼岸やお盆に営むところが多いようです。

お布施の金額

開眼供養などの際にお坊さんにお経を読んでいただいた場合にはお布施(お礼)をお渡しします。

このお布施について、ご質問をいただくことがあります。
お布施の金額は地域やお寺さまによって様々で1~10万円と幅があります。(条件によってはそれ以上の金額になることもあるようです)
お布施の金額がわからない場合はご住職に直接お伺いすることをおすすめいたします。
ですが「そんなこと聞きづらい」という時には、同じお寺の檀家さんや高齢のご親戚、近くの地域の方に聞いてみてください。

ただ、お布施には決まった金額はありません。開眼供養などを行っていただいた時のお気持ちですから、最終的にはお渡しできる金額でと思います。

これからがお墓本来の役割

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さて、お墓も完成し、納骨も開眼供養も無事終った…。
いよいよこからがもう一つのお墓本来の役割の始まりです。

もう一つのお墓本来の目的とはご存知の通り「お墓参り」です。
亡くなったご家族のためにも、ぜひお墓へ足を運んでいただければと思います。供養などと大げさにかまえず「故人に会いに行く」くらいの感覚の方がいいのかもしれません。
「迷っていることを相談」「入学や就職を報告しに」。お墓は生きている人が気持ちを整理できる場所でもあると思います。

お墓は納骨をした後にお参りをすることによって、良いものなっていくものなのかもしれませんね。


墓石の“石”の種類とその選び方

墓石につかう”石”を選ぶとき、石の物性データである「吸水率」、「圧縮強度」、「見かけ比重」がひとつの参考になります。吸水率は石が水を吸収する割合、圧縮強度は圧力を掛けたときに耐えられる度合い、見かけ比重は体積(立方メートル)あたりの質量を表します。

石を判断するには物性データを参考にする

吸水率

墓石では吸水率が低いほうが一般的にはよい石とされています。石には目に見えない微細な隙間があり、無数の穴があいている硬いスポンジのような構造になっています。そのため、雨が降ったり水をかけると、微量でありますが石はその水を吸い込みます。そして石の表面が乾くと徐々に水分を放出していくのです。石を専門に扱う私たちは、これを「石が呼吸をしている」と表現しています。吸水率が低いほうがよいとされる理由は、水は凍ると膨張するため、水を多く吸った状態で凍結すると、石の成分同士の裂け目がヒビ割れてくるといわれているからです。現在、墓石に多く使われている「御影石」と呼ばれる花崗岩は、他の安山岩などに比べて吸水率が低く、墓石に適しているといえるでしょう。

圧縮強度

お墓は先祖代々のお骨を守り、将来も子孫に継承されていくわけですから、墓石に求められるのは、丈夫で長持ちすることだと思います。この圧縮強度はどれだけの力に砕けず耐えられるのかを計測したものです。墓石で使われている石は、御影石などの丈夫で非常に硬い石が多く選ばれています。

見かけ比重

墓石の石を比較検討するときに、もうひとつ参考になるのが見かけ比重です。これは一定の体積あたりの質量を算出したものです。重い石のほうが強度もあると考えられており、御影石はまさに墓石に向いている石といえるでしょう。一般的に白っぽい石よりも黒っぽい石の方が重いのですが、御影石はとても丈夫な石ですので、どの色であっても一定の水準は超えています。

色で石を選ぶときのポイント

墓石を選ぶときに重要な要素として、色の好みというものがあります。自分の気に入った色を選ぶのがいちばんですが、石の色によって特徴があるので参考にするとよいでしょう。

他にも光の具合によってキラキラと光る結晶が入っている石や、見る角度によって少し違う色合いに見える石など、石によってとても個性豊かです。私たちは実際の石のサンプルをお見積りと一緒に無料でお送りするサービスを行っておりますので、石えらびの参考になさってください。

石の経年変化

墓石の表面がツルツルしてツヤがあるのは、墓石の表面を丁寧に丁寧に磨きあげているからです。このツヤは雨風に長年さらされると、徐々にツヤがなくなり、その原石そのものの色に近づいていきます。

石は濡れると色が変わる

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もうひとつ知っておくべきこととして、石は水を吸ったときに色が変わるということがあります。多くの石は濡れると普段よりも少し濃い色になります。そして乾けば元の色に戻ります。特に薄い色の石や、目の細かい石は、水を吸ったときに色の差が目立ちやすいので注意が必要です。

雨あがりにお墓参りへ出掛けた際に、同じ石なのに下半分が暗く(濃い色に)見えることがあります。これは欠陥ではなく、すべての石がもつ「水を吸う」という特性ですので安心してください。特に明るいグレーやピンクなど淡い色の石を使う場合は、水を吸った時の色の違いが目立ちやすいことを理解しておくとよいでしょう。

では石が水を吸うとどんな色になるか?それは無料でお送りしている石のサンプルに水をかけてみるとよくわかります。硬くて水が染み込みそうもない石ですが、実は小さな隙間が無数にあって、まるで呼吸をしているように水を吸い、しばらくしたら吐き出している(水分が蒸発する)ことがわかるでしょう。石は自然のものだとあらためて実感させられます。

「色」という選択肢

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東日本では黒や濃い色の石、西日本では白やグレーの石が人気を集めています。また、施主様が女性であればG663(ピンク系)の優しく柔らかい印象の石や、ニューインペリアルレッド(赤系)といった個性的な色も人気があります。最近では墓石の色で選ぶ方も多く、お墓の形と同じように皆さんが楽しみながら選ばれています。

まごころ価格ドットコムのカタログにも厳選された20種類の世界の銘石と4種類の日本の銘石をご用意いたしました。
【お墓づくりのカタログ】こちらのページから無料でご請求いただけます。
カタログは本体も送料も無料ですので、お墓づくりをご検討中の方はお気軽にお取り寄せください。


墓石のデザインと選び方

お墓のデザインは主として1.和型、2.洋型、3.デザイン(オリジナル)型の3種類に分けられます。

和型は日本の伝統的な墓石の形で基本的に縦長です。それに対して洋型は横長でモダンな雰囲気を持っています。デザイン型は洋型から派生したもので、自由にデザインされたオブジェのようなお墓のことです。

デザインはどう選ぶ?

墓石のデザインについては、公営霊園であれば、霊園の規定に沿う必要があります。また、寺院の墓地であれば、あらかじめお寺のご住職様と相談することをオススメします。なぜかというと宗派による規定や慣習の問題もありますし、お寺の所有者であるご住職のお考えを無視してしまうと後々トラブルになることもあるからです。

そうした制約がなければ自由に選んでよいでしょう。お墓を建てる施主様のお好みで選んでも、納骨される故人を思い浮かべながら選ぶのもよいことです。お墓のデザインは原則として自由なのです。

和型・洋型・デザイン型の各デザインのポイントやメリット

和型の墓石

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和型は伝統に裏付けられたデザインが特長です。いつ見ても飽きが来ず、郷愁を感じさせます。縦長なので正面に縦書きで文字を彫刻するのに適した形ともいえるでしょう。

洋型の墓石

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和型と洋型を比較すると、洋型は高さが低く、安定性が高いため地震に強いといわれています。
また、高さが低いということでいえば、墓石の上に手が届きやすく、墓参時のお掃除やお手入れも洋型のほうがしやすいということがメリットです。

最近の傾向としては、お客様の6~7割は洋型をお選びになっています。

和型を選ぶ方は周囲のお墓に和型が多く、洋型を選ぶ方は周囲のお墓に洋型が多い、という傾向もあります。やはり、お客様はご自分の好みとともに、周囲との調和もよくお考えになっているようです。

文字彫刻の決め方

和型の場合

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和型の場合は文字彫刻面が縦に細長いので「○○家之墓」「先祖代々之墓」などの家名、あるいは宗派のお題目、ご真言などを書くのが主流になります。

まごころ価格ドットコムの場合は、カタログに彫刻する文字の例を掲載しており、これらから選ぶことができます。

洋型の場合

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洋型の場合は文字彫刻のできる盤面が横長の長方形ですので、自由度が非常に高くなります。「○○家之墓」だけでなく、「和」、「絆」、「ありがとう」などの言葉や、好きな詩の一節を彫ったもの、イラスト彫刻もよく見かけます。

デザイン型

和型にも洋型にも分類されない個性的なお墓がデザイン型のお墓です。墓石の形も文字彫刻も個性的なものがつくられています。実はまごころ価格ドットコムではお客様オリジナルデザインのお墓をつくることも可能です。「こんなお墓にしたい!」というアイデアをお持ちでしたら、そのご要望をお伺いして墓石のデザインをご提案いたします。

彫刻

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洋型またはデザイン型の墓石にはイラスト彫刻が施されることもあります。モチーフは花や鳥など自然のものが多く、また、お客様が描かれた線画のイラストを元に彫刻したものもあります。

まごころ価格ドットコムの場合は、彫刻代もすべてセット価格のなかに含まれていますので、ご安心ください。

墓石の呼称

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(1)竿石(さおいし)
お墓の一番上にある石で、墓石の中で最も大切な石です。「先祖代々之墓」「○○家」「ありがとう」などの文字やイラストなどを彫刻します。
(2)上台(じょうだい)
竿石の下に位置し、竿石を支えている石です。和型の場合、この部分に家紋を彫刻することもできます
(3)中台(ちゅうだい)
お骨壷を納めるカロート(納骨室)の上に位置する石です。水鉢や花立などに隠れてしまうので、この部分には彫刻をすることは滅多にありません。
(4)芝台(しばだい)下台(しただい)
かつて地面に直接お墓を乗せていた頃、墓石を汚れから守るために置かれていた石です。現在でもお墓の景観をよくするために、カロート(納骨室)の一部として残されています。
(5)水鉢(みずばち)
仏様ののどの渇きを癒すためにあります。地域によってはないこともあります。
(6)香炉(こうろ)
お線香をお供えするためのものです。宗派によってお線香を立てる宗派、寝かせる宗派があります。また、地域によって違いがあることもあります。
(7)花立て
お花を供えるためのものです。花立に家紋や「○○家」と彫刻することもできます。
(8)墓誌(ぼし)、霊標(れいひょう)、法名碑(ほうみょうひ)
亡くなった方の戒名や法名を彫刻する板です。
墓誌がなくても石塔に彫刻することもできます。
(9)塔婆立(とうばだて)
木製の塔婆板を立てるものです。
使うかどうかは自由ですが、宗派よっては使われない場合もあります。
(10)外柵(がいさく)、巻石(まきいし)
隣とのお墓との区切り、領域を明確にする役割があります。
この外柵の下にはお墓の土台となる基礎をつくります。
(11)灯篭(とうろう)
仏様に明かりを捧げるのは最高の供養になることから灯篭をお付けすることもあります。
(12)お地蔵様(おじぞうさま)
お地蔵様は水子供養のためにつけられる場合が多く、他には厄除けなどのためにつくることもあります。
(13)物置石(ものおきいし)
お墓参りの時に手荷物を置くために設置します。

まごころ価格ドットコムのカタログには文字の彫刻やデザインのことについて詳しくまとめたページもございます。
【お墓づくりのカタログ】こちらのページから無料でご請求いただけます。
カタログは本体も送料も無料ですので、お墓づくりをご検討中の方はお気軽にお取り寄せください。


墓石の相場・値段はいくらくらいが適正なのでしょうか?平均価格は・・

まごころ価格ドットコムは、50万円、80万円、120万円というシンプルなスリープライスを採用しています。しかし、世間ではお墓の値段はあいまいで複雑、わかりにくいと言われています。そこでお墓の相場について少しお話をさせていただきます。
全国のお墓の平均価格は約135万円!

(東日本146万円・西日本124万円/(株)鎌倉新書「月刊仏事」調べ)

これはあくまでも墓石代のみの相場で、お墓を建てて維持するには墓地の使用料や管理費などが必要になります。お墓の相場がいくらかという話になった場合、どうしても金額があいまいになりがちなのは、次のような「ケース・バイ・ケースで価格に大きな違いが出る」という事情があるからです。

墓石の値段に大きな違いが生じる理由

お墓の値段に大きな違いが生じるのはなぜでしょうか?それには大きくわけて5つの理由があるのです。

墓地の種類

公営霊園、民間霊園、寺院墓地、共同墓地といった「墓地の種類」で土地の使用権である永代使用料が異なります。永代使用料は同じ種類の墓地であっても、墓地の大きさ、地域や格式によっても大きな違いがあります。

墓地の広さ

墓地の広さによっても、使用する石の量やお墓の土台となる基礎の大きさが異なるため、必要な費用に違いがあります。たとえば3平米(平方メートル)の墓地と、もっと広い6平米の墓地では、広い6平米の墓地のほうが、墓石を作るために多くの材料を必要になりますので、その分の値段が高くなります。

墓石の形状

墓石の形によっても値段が変わります。たとえば九州のお墓は下部に大きな納骨室を設置することが一般的なため、それだけ石をたくさん使うことになります。墓石は地域によって一般的とされる形状が少しずつ異なりますので、装飾が多ければ多いほど、墓石が大きければ大きいほど、値段が上がってしまいます。

宗旨宗派の慣例

仏教の場合、宗旨宗派によって、お墓に塔婆立や墓誌を付けるどうかなどの違いがあります。それにより費用が変わります。

石材の種類

お墓に使う石材の種類、産地によっても値段は変わってきます。特に国産の石は、同じ名前の石であってもいくつか等級(ランク)分けされていて、同じように見えても価格は3倍以上もの開きがある石もあります。

たとえば、ある石材店で「○○石だったらこのくらい」と聞き、ある程度の相場感をつかんだ上で、他の石材店でも見積りをしてみたとします。そうしたらすごく安かったから、そこで決めてしまおうか?というケースでは、この”等級の違い”という落とし穴もありますので、お気を付けください。

石材の種類についてはこちら

お墓全体に掛かるお金の内訳

ひとくちにお墓を建てるのに掛かる費用といっても、それにはいくつかの要素があります。

  • 墓地の永代使用料(公営霊園、民間霊園、寺院、共同墓地などに支払う土地の利用権料)
  • 管理費(管理者に支払う)
  • 墓石代(お墓そのもの)
  • 墓石を据え付ける工事費
  • その他の費用

値段的に最も安くなるケースを望まれるのであれば、公営霊園にお墓を建てるという選択がよろしいのではないでしょうか。もちろん故人への想いをこめて、格式の高い墓地にお墓をつくりたいという方もいらっしゃると思います。そのあたりも踏まえてじっくりご検討ください。

では、その際に知っておいたほうがよい知識をいくつかご紹介します。

墓地の永代使用料

寺院や霊園ではお墓を建てるにあたり、永代使用料が必要になります。永代使用料というのは、その区画にお墓をつくる権利を得るための費用です。

墓地は多くの場合、お墓を継承する人(継ぐ人)がいなくなると、その土地を返さなくてはならないことになっています。永代使用料は永久や永遠という意味ではありませんので注意が必要です。

永代使用料は安い場合で30万円前後、格式の高い寺院や一等地にある墓地などでは200万円以上というケースもあります。この価格差はビジネスホテルに泊まるか高級ホテルに泊まるかといった、ある意味ブランド料金のようなものだと考えるとわかりやすいと思います。平均価格では70万円前後というのが相場ですが、それと比べて高いと感じるか、安いと感じるかはその場所、人それぞれの価値観でしょう。

指定石材店制度があるかないか

寺院墓地は永代使用料が高いだけでなく、そこにお墓を建てられる石材店が決まっていることが多く、他の墓石業者が出入りできない場合があります。これを指定石材店制度といいます。

また、民間霊園はほとんどが指定石材店を定めており、霊園をつくるときに出資した業者など、特定の石材店しか選べないことになっています。そのような霊園の場合、お気に入りの霊園を見つけても、私ども「まごころ価格ドットコム」では墓石を設置できないことになります。

したがってお墓づくりを進めるにあたり、どこの墓地・霊園に土地を確保するかは、その後のお墓づくりに大きな影響を与えることになります。指定石材店制度がある霊園の場合、その霊園を見学に行ってしまった時点で、あなたのお墓をつくる石材店が1社に決められてしまう仕組みになっています。良心的で技術力もある石材店さんであればまだ良いのですが、もしそうでなければ後々トラブルになりはしないかと気が気ではありません。

そういったトラブルに遭わないためには、まず石材店(墓石店)を選ぶことから始めると良いでしょう。そうすることでお墓づくりの流れが円滑になるはずです。

寺院の場合にかかる費用

寺院ではこれまでご説明した墓地の永代使用料や管理費、墓石の費用以外に次のような費用が掛かることがあります。

  • 入檀料(檀家になる費用)
  • お布施(法要の都度3万円から10万円くらいが目安)
  • 護持会費(寺院を維持するための費用)
  • 寄付金(寺院の改修や新築への協力)

お金のことなので聞きにくいとは思いますが、墓地をお求めになる際にどのような決まりごとになっているか確認しておくと、後々トラブルにならずにすみます。
上記以外にも費用がかかるかどうかも合わせて確認しておきましょう。

公営霊園の場合にかかる費用

公営霊園の場合は最初に支払う霊園使用料以外に、毎年支払う管理費があります。都道府県や市町村によって金額は違いますが、公共の福祉施設ということもあり、たいへん安い金額に設定されています。

  • 管理費(年間数千円~1万円程度)

共同墓地の場合もかかる費用

共同墓地は町内会や自治会などの団体に属する人が共同で墓地を管理しているものです。地方の集落などでは共同墓地の管理費が町内会費に組み込まれている例もあり、無料または格安で利用できるケースが多く見られます。しかし残念ながら、新しい区画を募集していることはほとんどないようです。

  • 管理費(無料~数千円の実費程度)

まとめ/お墓づくりの相場は200万円~220万円!

あくまでも概算ですがお墓にかかる総額は200万円から220万円が相場といえるでしょう。

一生に一度の買い物とはいえ、これだけまとまったお金が必要になるのですから、少しでもその負担が少なくならないかな?と思うのは当然のことだと思います。

お墓を建てるときは、墓石の値段だけでなく、埋葬施設に最初に支払う金額(イニシャルコスト)、定期的に必要となる金額(ランニングコスト)をよく調べることが失敗しないコツです。

私ども「まごころ価格ドットコム」は失敗しないお墓えらびのお手伝いをしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。


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